英IISSに派遣するAPI松本佐俣フェロー第2期生を募集


一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ(所在地:東京都港区、理事長:船橋洋一、以下API)は、英国の国際問題戦略研究所(IISS)にリサーチフェロー(Research Fellow for Japanese Security and Defense Policy)として派遣するAPI松本佐俣フェローの第2期生を募集します。

API松本佐俣フェローとは、松本恭攝氏(ラクスル株式会社 代表取締役社長 CEO)・佐俣アンリ氏(ANRI代表パートナー)のご支援を頂き、次世代リーダーを育成するために、若手中堅研究者をIISSに派遣するAPIのフェローシップです。英国際問題戦略研究所(IISS)は、在ロンドンの独立系シンクタンクです。国際軍事年鑑「ミリタリー・バランス」や「アジア安全保障会議(通称:シャングリラ会合)」で知られています。

API松本佐俣フェロー第2期生は、①まずAPIで研究員として6ヵ月以上勤務したのちに、②2022年1月~2023年12月まで英国の国際問題戦略研究所(IISS)にリサーチフェローとして派遣され、③帰国後の2024年1月より1年間以上APIにて研究員を務めることにより、グローバルに活躍でき、今後の我が国の外交安保政策をリードする次世代リーダーになることを目指します。

応募を希望される方は、 募集要項 に基づきご応募ください(応募期限:2021年2月28日。応募書類はすべてPDF形式でお願いします)。書類選考通過者のみ、APIからご連絡します。
なお、2021年2月16日(火)16:30~17:30に、松本佐俣フェロー第1期生(越野結花)も参加するZoomウェビナー形式でのオンライン説明会を開催いたします(=終了しました。当日の模様は以下をご参照ください)。

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(参考)

API松本佐俣フェロー(IISSリサーチフェロー)体験記

松本佐俣フェロー第1期生 越野結花

歴史や伝統があるグローバルなシンクタンクで、全く新しいジャパン・チェア・プログラムをゼロから立ち上げることは、大きなプレッシャーもありましたが、目まぐるしく変化する国際情勢の流れを掴む洞察力や、起業力、創造力を同時に鍛えることができ、貴重な機会となっています。

さらに、新しいプログラムであるために、ミッションステートメントや研究テーマ、ブランディングのためのロゴデザインを主体的に作り上げることができたことはもちろん、ファンドレイジングやプロモーション活動においても新しいアプローチを導入することで、オーナーシップを持つことができたことは、忙しい生活の中においても、パンデミック中で先の見通しがつかない環境の中においても、走り続ける原動力となっています。

ロンドンに本拠地がありながら、各地域(ワシントンDC、シンガポール、マナーマ、ベルリン等)に研究スタッフを抱え、年に二回閣僚級の安全保障国際会議(シャングリラ対話、マナーマ対話)を開催するIISSでは、各国政府高官や有識者と密接に関わりながら調査分析できる点が特に魅力であり、日々視野を広げながら研究活動に励むことができています。

残念ながら、パンデミックにより各国の政策関係者や有識者と対面で交流しながら調査研究を行う機会は減ってしまいましたが、一方で、イベントなどのオンライン化が進んだことで、むしろ国と地域関係なくオンラインのディスカッションや登壇の機会に恵まれたことは、研究の面でも、英語での対外発信のスキルを磨き、経験を積む上でも、理想的な環境です。

各国・地域の政府関係者、産業界、専門家層に大きな発信力と影響力を有するグローバルなシンクタンクの環境を積極的に活用し、研究・発信活動の幅を広げたいという方や、多国籍の研究チームでインパクトある調査研究を作り上げたいという方にフィットするプログラムであると感じております。

皆様の応募をお待ちしております!