諸藤セミナー

諸藤セミナー

ダイナミックに変化する世界を見通す上で、大きな影響力を有する世界的識者・Thought Leaderを招聘し、講演を行うとともに、有識者や政策決定者との意見交換を通じて、国際的な知的対話と文化交流を促進します。本プログラムは、諸藤周平氏(REAPRAグループCEO)のご支援で運営しております。

ダイナミックに変化する世界を見通す上で、大きな影響力を有する世界的識者・Thought Leaderを招聘し、講演を行うとともに、有識者や政策決定者との意見交換を通じて、国際的な知的対話と文化交流を促進します。本プログラムは、諸藤周平氏(REAPRAグループCEO)のご支援で運営しております。

2022年10月:マット・ポッティンジャー氏

公益財団法人国際文化会館は、2022年10月、マット・ポッティンジャー氏(米国フーヴァー研究所特別客員研究員 兼 民主主義防衛財団 中国プログラム長。略歴はこちら)を日本に招聘しました。

2022年10月25日(火)、鈴木一人地経学研究所長との対談形式での講演会を開催しました(コロナ対策のために収録動画を公開する形式で実施)。ポッティンジャー氏は、中国で第20回共産党大会を経て3期目となる習近平体制が始動したことを受け、新体制が意味すること、目指すもの、経済への影響、ロシアとの関係、米国の国家安全保障戦略、米国の人権外交の動機などについて、解説を行いました。特に、「習近平は戦争の準備をしている。戦争を抑止するために、日本と米国は急いで準備をすることが重要。日米が緊密に協力し、防衛力を強化し、中国に間違った判断を起こさせないことが重要。」と強調しました。


講演会の模様(10月25日収録。英語。日本語の字幕は、追って付与予定です)は以下よりご欄になれます。

マット・ポッティンジャー氏の略歴
フーヴァー研究所特別客員研究員 兼 民主主義防衛財団(Foundation for Defense of Democracies)中国プログラム長。国家安全保障会議において上級職を4年間務め、国家安全保障に関し広範にわたる調整を担当。2019年から2021年まで大統領副補佐官(国家安全保障担当)。大統領副補佐官就任前はアジア上級部長として、対中国政策を含む政権のインド太平洋政策を担当。
ホワイトハウス勤務以前は、1990年代後半から2000年代前半にかけて、ロイター通信とウォール・ストリート・ジャーナルの記者として中国に駐在。2007年から2010年まで海兵隊員として、イラクとアフガニスタンに計3回派遣。その後、アジアに関するリスク分析を行うコンサルティング会社を設立するとともに、投資ファンドにおいてアジア研究を担当。