アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)は、一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブを前身とする、公益財団法人国際文化会館(IHJ)のプログラム部門のブランドです。
「多様な世界との知的対話、政策研究、文化交流を促進し、自由で、開かれた、持続可能な未来をつくることに貢献する。」とのIHJのミッションに基づき、特に、(1)国際関係・地域研究・地政学、(2)社会システム・ガバナンス・イノベーション、の二つの事業領域に関して、活動を行っています。
船橋洋一(API創設者)からのごあいさつ

Photo Credit: Seiichi Otsuka
私たちは東日本大震災と原発事故から半年後の2011年9月に一般財団法人日本再建イニシアティブ(RJIF)を設立し、「日本を再建する」という思いのもとに活動してまいりました。2017年7月には、視野をさらにアジア太平洋へ広げ、自由で開かれた国際秩序を構築する第2ステージへ歩を進めるため、日本再建イニシアティブを発展的に改組して、一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブを発足させました。
このたび、こうした10年にわたる調査・研究・提言活動の実績を基盤としつつも、事業規模を更に拡大させ、我が国はもとより、アジア・太平洋地域を代表する知の交流の拠点となり、グローバルでより高いインパクトを発することを目指すべく、2022年7月に公益財団法人国際文化会館と合併しました。
米中対立と地政学/地経学の挑戦の中で、世界とアジア太平洋において自由で、開かれ、持続可能な国際秩序をともにつくり、平和と繁栄と安定を保っていかなければなりません。日本のアイデアと参画がこれまで以上に求められています。アジアを代表する知と文化の拠点とグローバル・シンクタンクをともにつくる。
何事も個人のイニシアティブなしには始まらない。しかし、何事もインスティテューションなしには長続きしない。新たなインスティテューションの山脈を築いて行く挑戦の始まりです。
船橋洋一
API創設者
公益財団法人国際文化会館 グローバル・カウンシル チェアマン
沿革
2011年9月:一般財団法人日本再建イニシアティブ(RJIF)を設立
2017年7月:RJIFを発展的に改組し一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)を設立
2022年7月:公益財団法人国際文化会館と合併
APIと国際文化会館との合併に関するリリース・関連記事
公益財団法人国際文化会館と一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブの合併について(プレスリリース、2022年2月28日)
国際文化会館とAPI「合併」で目指す新境地の展望:船橋API理事長、近藤・国際文化会館理事長に聞く(東洋経済オンライン、2022年5月10日)
国際文化会館とAPIは統合で一体何を目指すのか:船橋API理事長、近藤・国際文化会館理事長に聞く(東洋経済オンライン、2022年5月11日)
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