日米軍人ステーツマン・フォーラム(MSF)

日米軍人ステーツマン・フォーラム(MSF)

日本の自衛隊と米軍の間には、これまで戦略対話の直接のチャンネルが存在してきませんでした。戦略的リバランシングの時代、それも東アジアの国際環境がきわめて変動しつつある現在、その必要性がますます高まっています。

現在の世界情勢の下、諸問題に適切に対処するには、日米の両政府間の恒常的かつ密度の高い政策対話が必要です。中でも、日本の自衛隊と米軍の間の戦略対話の重要性はこれまでになく高まっています。そこから得られる英知は、安全保障政策論議に必要不可欠です。

日米軍人ステーツマン・フォーラム(MSF)は、米国の統合参謀本部議長経験者と日本の統合幕僚長経験者が一堂に会し議論することで日米の政策対話を強化し、両国の安全保障政策コミュニティをより深くつなぐ上での絆になることを目指しています。

2014年に第1回会合を開催して以来、MSFは毎年、東京とワシントンDCで交互に会合を開催して参りました。2020年以降は新型コロナ感染症にともなう渡航制限を踏まえ、オンライン形式(VTC)で会合を実施してきました。

MSF Executive Members(2021年時点)

◆日本側
岩﨑 茂 第4代統合幕僚長(共同議長)
河野 克俊 第5代統合幕僚長

◆米国側
ジョセフ・ダンフォード 第19代統合参謀本部議長(共同議長)
デニス・ブレア 元国家情報長官