地経学研究所(IOG)が編集した『経済安全保障とは何か』(東洋経済新報社)が刊行されましたので、お知らせします。出版社の許可を得て、第一章は当ウェブサイト上にてご覧いただけます。
書籍概要
新冷戦下における米中・日米・日中関係、デジタル・サイバー、エネルギー、健康・医療、生産・技術基盤。新冷戦下における「経済安全保障」のかたちとは。論点を整理し、日本がとるべき国家戦略について分析・提言する。
目次
序章 なぜ、今、経済安全保障なのか(船橋洋一)
第1章 経済安全保障とは何か(鈴木一人)
第2章 国家戦略としての経済安全保障(細谷雄一)
第3章 日米関係と経済安全保障(神保謙)
第4章 デジタル・サイバー安全保障(村井純)
第5章 経済安全保障とエネルギー(エネルギー安全保障)(柴田なるみ)
第6章 健康・医療領域の経済安全保障(相良祥之)
第7章 国際経済と経済安全保障(大矢伸)
第8章 安全保障生産・技術基盤(尾上定正)
終章 日本の経済安全保障はどうなるのか(細谷雄一)
補論1 経済安全保障100社アンケート(富樫真理子)
補論2 海外から見た日本の経済安全保障の議論(越野結花)
編者
地経学研究所
2022年7月に国際文化会館とAPI(Asia Pacific Initiative)の合併に伴い、国際文化会館内に設立された民間・独立のシンクタンク。経済安全保障、経済制裁、技術覇権など、地政学と経済が融合した「地経学」の枠組みで、幅広い課題に関して分析を行い、海外シンクタンク、国内外の政官財学のネットワークのハブとなっている。
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(おことわり)本書に記された内容や意見は、著者の個人的見解であり、公益財団法人国際文化会館及び地経学研究所(IOG)等、著者の所属する組織の公式見解を必ずしも示すものではないことをご留意ください。