2015年10月29日、米国ニューヨークのCouncil on Foreign Relations (外交問題評議会)にて、「The Future of Japan-US Relations(日米関係の展望)」と題したシンポジウムを開催しました。アベノミクス、少子高齢化の社会構造への影響、中国の台頭に伴う東アジア情勢の変化に対する米国や日本の外交政策の転換などについて議論を行いました。
このシンポジウムは、RJIFの「日本の失われた20年の検証」プロジェクトの研究成果を世界の政策決定者やビジネスリーダーと共有し、大きく変化するアジア地政学の展望を見据えて今後の日本が取るべき方向性を話し合うために開催されました。
プログラム内容
第一部 アジア経済の今
伊藤隆敏 コロンビア大学政策研究大学院大学教授
アダム・ポーゼン ピーターソン国際経済研究所所長、『検証 失われた20年』第2章「金融・財政」執筆者
モデレーター:
ポール・シェアード スタンダード・アンド・プアーズ チーフ・グローバルエコノミスト
第二部 日米と台頭しつつある中国
エリザベス・エコノミー 外交問題評議会C.V.スターフェロー・アジア研究ディレクター
白石隆 政策研究院大学学長、JETROアジア経済研究所所長、『検証 失われた20年』第11章「中国・アジア太平洋」執筆者
モデレーター:
シーラ・スミス 米国外交問題評議会上級研究員、『検証 失われた20年』第12章「日米同盟」執筆者
第三部 日米関係の今後の展望
船橋洋一 RJIF理事長
リチャード・ハース 外交問題評議会会長
モデレーター:
ティム・ファーガソン Forbes Asia編集者