英IISSに派遣するAPI松本佐俣フェロー第2期生に富樫真理子を選抜


一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ(所在地:東京都港区、理事長:船橋洋一、以下API)は、英国の国際問題戦略研究所(IISS)にリサーチフェロー(Research Fellow for Japanese Security and Defense Policy)として派遣するAPI松本佐俣フェローの第2期生に、富樫真理子(プロフィールは以下参照)を選抜したことをお知らせします。

API松本佐俣フェローとは、松本恭攝氏(ラクスル株式会社 代表取締役社長 CEO)・佐俣アンリ氏(ANRI代表パートナー)のご支援を頂き、次世代リーダーを育成するために、若手中堅研究者をIISSに派遣するAPIのフェローシップです。英国際問題戦略研究所(IISS)は、在ロンドンの独立系シンクタンクです。国際軍事年鑑「ミリタリー・バランス」や「アジア安全保障会議(通称:シャングリラ会合)」で知られています。現在は、第1期生(IISSでの任期:2020年1月~2021年12月)として越野結花を派遣しています(参照:https://apinitiative.org/2020/01/09/8925/)。

富樫真理子は、グローバルに活躍し今後の我が国の外交安保政策をリードする次世代リーダーになるべく、2021年6月よりAPIで研究員として勤務したのちに、2022年1月~2023年12月まで英国の国際問題戦略研究所(IISS)にリサーチフェローとして派遣されます。また、帰国後にもAPIにて研究員を務める予定です。

<富樫真理子のプロフィール>
慶應義塾大学法学部法律学科卒、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際関係大学院修了予定(2021年5月)。慶應義塾大学卒業後、ドイツ証券・メリルリンチ日本証券(現BofA証券)にて株式アナリストとして勤務した後、ジョンズ・ホプキンス大学に留学、同大学ライシャワー東アジア研究所リサーチ・アシスタント(ケント・カルダー教授の研究助手)、米戦略国際問題研究所(CSIS)経済部インターンとして、日米中の経済安全保障分野の研究活動に従事。経済政策・技術分野・民間企業の知識と安全保障・政策研究の専門知識をベースに、地経学・経済安全保障分野の分析・発信を予定。

<APIについて>
一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)は、アジア太平洋の平和と繁栄を追求し、この地域に自由で開かれた国際秩序を構築するビジョンを描くことを目的とするフォーラムであり、シンクタンクです。日本を含むこの地域に知的共同体を形成し、共同研究とネットワークの推進、提言と発信と対話のプラットフォームの形成、そして次世代リーダーの発見と育成と協働をめざしています。