RJIF創立5周年記念イベントとして、2つのパネルディスカッション「21世紀シンクタンク・ビジョン」「Why Japan Matters (日本のソフトパワー)」と記念レセプションを開催


2017年2月28日(火)、日本再建イニシアティブ(RJIF)は創立5周年を迎え、グランドハイアット東京にて記念イベントを開催しました。

RJIFは、福島原発事故検証委員会(民間事故調)を立ち上げ、独立の立場で、日本の存亡を大きく揺るがした事故の検証を行い、多くの方々のご協力を頂いて「福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書」を完成させ、日本記者クラブで2012年2月28日発表致しました。登記日は、2011年9月20日ですが、私どもは2012年2月28日を創立記念日と定めています。

今回のイベントには、世界を代表するシンクタンクのトップ、政財界、国内外で活躍されている若手実業家、教育関係者、ジャーナリスト、社会活動家など、財団活動にご支援・ご協力をいただいた多くの方々にご参加いただき、2つのパネルディスカッションと記念レセプションを開催しました。

第1部: 21世紀シンクタンクビジョン

基調講演

ジョン・ハムレ(米国・戦略国際問題研究所 [CSIS] 所長)

パネルディスカッション

モデレーター:
船橋 洋一(日本再建イニシアティブ理事長、元朝日新聞社主筆)
パネリスト :
ジョン・ハムレ(米国・戦略国際問題研究所 [CSIS] 所長)
ハム・チェボン (韓国・アサン政策研究所 [ASAN] 所長)
ロビン・ニブレット (英国・王立国際問題研究所 [Chatham House] 所長)
星 岳雄(東京財団理事長)

世界トップクラスのシンクタンクのリーダー4名をお招きしたこのセッションでは、政府から独立した立場で政策研究や提言を行なうシンクタンクという組織に注目し、目まぐるしく変わる世界情勢の中で今後シンクタンクに期待される役割などについて討論しました。


セッションの様子


ハム・チェボンASAN所長(左)
ロビン・ニブレット英国・王立
国際問題研究所所長(右)

第2部: Why Japan Matters (日本のソフトパワー)

イントロダクション

マーティン・ファクラー(日本再建イニシアティブ主任研究員、元ニューヨーク・タイムズ東京支局長)

パネルディスカッション

モデレーター
兼パネリスト :
小谷真生子(キャスター)
パネリスト :
小泉 進次郎(衆議院議員)
濵田 寿人(VIVA JAPAN代表取締役社長)
毛 丹青(神戸国際大学国際文化ビジネス・観光学科専任教授)
デーヴィッド・マークス(『AMETORA』著者)

世界の知的ネットワークに積極的に参加し課題設定に加わること、その中で日本の取り組みや経験を共有していくことは、今後ますます重要となります。このセッションでは、世界に向けて日本のソフトパワーをどのように発信するか、各方面でご活躍されているスピーカー5名による講演と、各界の次世代リーダーである参加者でディスカッションを行いました。また、セッション中にはご参加者様の歓談の時間を設け、ネットワーキングのためのセッティングも用意しました。


マーティン・ファクラー主任研究員


小泉准次郎衆議院議員


左より、モデレーターの小谷氏、小泉議員、濱田氏、毛教授、マークス氏

第3部: 記念パーティー

主催者代表挨拶

船橋 洋一(日本再建イニシアティブ理事長)
新浪 剛史(日本再建イニシアティブ理事)
近藤 正晃 ジェームス(日本再建イニシアティブ専務理事)


左より、近藤専務理事、船橋理事長、新浪理事


RJIFの書籍『ガラパゴス・クール』と『縁助レジリエンス』の出版報告をする船橋理事長

来賓祝辞

安倍晋三内閣総理大臣
岸田文雄外務大臣
ジョン・ハムレ米国・戦略国際問題研究所 [CSIS] 所長


安倍晋三内閣総理大臣


岸田文雄外務大臣


ジョン・ハムレ米国・戦略国際問題研究所 [CSIS] 所長

テキストメッセージ上映

ストローブ・タルボット(米国・ブルッキングス研究所 所長)
リチャード・ハース(米国・外交問題評議会 会長)
ジョン・チップマン(英国・国際戦略研究所 所長)
フレッド・バーグステン(元米国・ピーターソン国際経済研究所 所長)
ジェシカ・マシューズ(元米国・カーネギー国際平和基金理事長)
ジャンマリー・ゲーノ(NGO 国際危機グループ 会長)
チャン・ヘン・チー(シンガポール外務省 無任所大使)
オーヴィル・シェル(アジア・ソサエティー 米中関係 センターアーサー・ロス記念センター長)
ジョセフ・ナイ(ハーバード大学特別功労教授)
アイリーン・ヒラノ・イノウエ(米日カウンシル会長)

テキストメッセージ(英語)