APIニュースレター 登録
一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ（所在地：東京都港区、理事長：船橋洋一、以下API）は、イノベーション・ガバナンス領域のプログラムを運営・推進する研究員（プログラム・オフィサー）を募集します（応募期限：3月14日（月））。
今回募集する研究員（プログラム・オフィサー）は、主任研究員の下で、イノベーション・ガバナンス領域のプログラムを担当します。具体的には、「政策起業家プラットフォーム（PEP）」および「テクノロジーの社会実装（デジタル・スマートシティ政策）」の担当を予定しており（プログラムの詳細は以下をご参照ください）、これらのプログラムに関する企画立案、調査、執筆、広報、会合の開催、メンバーとの調整等を行うことが期待されます。社会課題の複雑化、テクノロジーの進化など、世の中が大きく変革を遂げる中、プログラム・メンバー（PEPコアメンバーや社会実装研究会ワーキングメンバー）とともに、社会を良い方向に変えていくために、イノベーションを推進し、新しいガバナンスのあり方の構築に挑戦したいという志をお持ちの方の応募をお待ちしています。詳細は募集要項をご参照ください。
募集要項はこちら
PEPは、「一人一人が、公共政策を創る」をテーマに、官僚や政治家だけでは解決できない複雑な政策課題に向き合い、課題の政策アジェンダ化に尽力し、その政策の実装に影響力を与える「政策起業家」のコミュニティです。
卓越した政策起業家のケース・スタディのディスカッションを通じて、ノウハウを蓄積・共有していくための「PEPゼミ」や、健全な自由主義・民主主義の根幹を支えるインターネット上のジャーナリズムを表彰する「PEPジャーナリズム大賞」、分野を超えた政策起業家が集合するシンポジウム「PEPサミット」を始め、日本の政策起業のエコシステムを活性化するための活動を行なっています。
研究員（プログラム・オフィサー）の役割は、本プログラムの事務局として、福祉、教育、テクノロジー、復興、地方政策、脱炭素など様々な分野に取り組む卓越した政策起業家達（運営コア・メンバー）と一緒に、新しい公共のあり方を模索し、一人一人が当事者意識を持って課題に取り組む日本の「政策起業力」の底上げを実現していくプログラムを、一緒に創り、取り組んでいくというものです。
[運営コア・メンバー]
２. テクノロジーの社会実装（デジタル・スマートシティ政策）
AI や自立走行車など、次々と開発されてくるデジタルを中心とした先端技術を、どのように現実の社会に組み込み役立てていくべきか。今、第四次産業革命によって、多くの先端技術が複雑に絡み合い、高度なシステムとして機能する中、それらを実生活に実装する際には社会や人々の生活のあり方までを大きく変えていく可能性が高くなっています。生活の便利さだけでなく、実社会の行動変容を必要とするようなこうした社会実装においては、賛否両論あり、議論が絶えません。本プロジェクトでは世界で実装が進む「スマートシティ」を題材に、そのガバナンスを含めた実装について調査・研究しています。座長の馬田隆明上席客員研究員（東京大学Found X Director）を中心に、毎月の研究会を開催し、世界のスマートシティ事例や、日本の自治体、民間企業、スタートアップ、研究者など様々なステークホルダーへのヒアリングを行いながら議論しています。研究員（プログラム・オフィサー）は研究成果となる書籍（第1期の成果物は馬田隆明座長の著書『未来を実装する』として2021年1月に英治出版から出版）やアウトプットをまとめていくため、プログラム事務局として、一緒に研究を進めていきます。
研究会ワーキング・メンバー