船橋理事長へのインタビューを朝鮮日報が掲載


韓国の新聞・朝鮮日報が2019年1月7日付で、ことしの国際情勢について船橋洋一理事長にインタビューした記事「韓国は韓米同盟解消の動きに備えるべき」を掲載しました。

船橋理事長はこのなかで、米国のトランプ大統領の「ロシア疑惑」捜査などトランプ大統領をめぐる動きが、引き続き国際情勢を左右するだろうと予測しています。

米中関係の悪化は貿易問題だけでなく、1957年に人口衛星の打ち上げでソ連に先行されたときのように「中国にハイテクの主導権を奪われるな」との意思が米側の根底にあります。中国をけん制するにはまず同盟国との関係を強固にしなければならないが、トランプ大統領は逆行していると船橋理事長は指摘したうえで、米国には第2次大戦直後から「朝鮮半島は米国の戦略にとって重要ではない」とする考え方が一部にあり、トランプ大統領はこの戦略観へ回帰し、米韓同盟を解消しようとするのではないか、との懸念を表明しています。

* 朝鮮日報の記事(韓国語)は ここに