日本再建イニシアティブの新しいレポート、『静かな抑止力』が刊行されました


一般財団法人日本再建イニシアティブ(船橋洋一理事長)はこの度、「日米戦略ビジョンプログラム」での議論をベースとして、『静かな抑止力』を刊行しました。

米国からカート・キャンベル前米国務次官補、マイケル・グリーン米戦略国際問題研究所(CSIS)上級副所長(共に日本再建イニシアティブ特別招聘スカラー)の両氏をプログラム・メンバーに迎え、神保謙慶応大学准教授、秋山信将一橋大学教授、中山俊宏慶応大学教授をはじめとする外交・安全保障及び関連分野の気鋭の研究者、弁護士等で構成される日本側メンバーと、外交政策、国家安全保障政策、パブリック・ディプロマシー、インテリジェンス、危機管理等、様々なトピックで議論を重ねました。この『静かな抑止力』は、これらの議論を基に、各メンバーが執筆し、日本政府が策定した国家安全保障戦略 (NSS) のオルタナティブ、民間版国家安全保障戦略と言える内容になっています。刊行に先立ち、「『民間版 日本の国家安全保障戦略』の提唱」と題し、本レポートの抄訳版が中央公論2014年1月号に掲載されました。

『静かな抑止力』PDFダウンロード

プログラム・メンバー(敬称略)

マイケル・グリーン 米戦略国際問題研究所(CSIS)上級副所長
神保 謙(エディター) 慶應大学准教授
秋山 信将 一橋大学教授
中山 俊宏 慶応大学教授
相沢 伸広 九州大学比較文化社会研究院准教授
小谷 哲男 日本国際問題研究所主任研究員
小林 良和 日本エネルギー経済研究所石油グループマネジャー 研究主幹
塩崎 彰久 長島・大野・常松法律事務所パートナー弁護士
松田 康博 東京大学大学院情報学環教授
船橋 洋一 日本再建イニシアティブ理事長 (プログラム・ディレクター)
湧川 いづみ 日本再建イニシアティブ研究員 (スタッフ・ディレクター)
寺岡 亜由美 ジョージタウン大学大学院修士課程(プログラム・アシスタント)