『未来を実装する――テクノロジーで社会を変革する4つの原則』(英治出版)を刊行


当財団が2019年4月から2020年8月まで実施しておりました「テクノロジーの社会実装」プロジェクトの成果物として、当プロジェクトの座長である馬田隆明 東京大学FoundX Directorの著書『未来を実装する――テクノロジーで社会を変革する4つの原則』が英治出版より2021年1月24日に刊行されました。馬田先生を座長とするワーキング・グループでは、これまで日本で行われてきた先端技術の社会実装とその課題について、調査・ヒアリング・議論を通じ研究しました。本書は、その成果を馬田座長がまとめ、日本で社会実装をよりよく進めていくためのフレームワークを提言したものです。(プロジェクト詳細:https://apinitiative.org/project/social-implementation/)革新的な技術が次々と開発され、社会においても大きな行動変容が要求される中、新しい技術の社会実装は、果たしてどのように行われるべきか。電気の社会実装の歴史から、国のコンタクト・トレーシング・アプリ、電子署名、遠隔医療、加古川市の見守りカメラ、マネーフォワード、Uber、Airbnbなど、数々の成功・失敗事例と、ソーシャルセクターの実践から見出した、社会実装を成功させる方法を研究。社会実装を実践するためのツールも多数収録し、デジタル時代の新規事業担当者には何が必要かを提言しています。
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プロジェクトメンバー
馬田 隆明(座長) 東京大学 産学協創推進本部 FoundX ディレクター
宮坂 学  東京都副知事
川原 圭博 東京大学 工学系研究科 教授
安田 洋祐 大阪大学大学院 経済学研究科 准教授
須賀 千鶴 一般社団法人 世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター 長
諸藤 周平 REAPRAグループ CEO
船橋洋一 アジア・パシフィック・イニシアティブ 理事長

『未来を実装する――テクノロジーで社会を変革する4つの原則』
著者:馬田隆明
出版社:英治出版
初版 : 2021年1月24日
ISBN-10 : 4862763049
ISBN-13 : 978-4862763044