日本記者クラブで、船橋洋一理事長が『吉田昌郎の遺言―吉田調書に見る福島原発危機』の刊行にあたり、記者会見を行いました。


2015年2月27日(金)、日本記者クラブで『吉田昌郎の遺言―吉田調書に見る福島原発危機』の刊行にあたり、船橋洋一(日本再建イニシアティブ理事長) が記者会見を行いました。この報告書は昨年9月の吉田昌郎氏のヒアリング調書(いわゆる「吉田調書」)公開をうけた民間事故調のワーキンググループメンバー有志によるフォローアップ調査をまとめたものです。

本会見では船橋洋一RJIF理事長より、本報告書刊行の経緯として、福島原発事故の危機当時の危機対応に関する生の情報の宝庫であるにも関わらず「吉田調書」の内容についてあまり検証がなされていない状況について解説しました。さらに福島原発事故をケースとして危機管理をリスク・ガバナンス・リーダーシップの観点から分析しなおした本報告書の内容の紹介を行いました。

会見の模様は、日本記者クラブの会見リポートから、動画でご覧いただけます。

『吉田昌郎の遺言―吉田調書に見る福島原発危機』書籍紹介 日本記者クラブ 会見リポート