2013年4月8日(月)、ワシントンDCで開催された2013 Carnegie International Nuclear Policy Conference (カーネギー国際原子力政策会議) にて民間事故調パネルセッションを行いました。
福島原発事故の背景として、「絶対安全神話」の存在が原発安全規制における「備え」の欠如や複雑な規制ガバナンス体制につながったことを改めて報告し、パネリストからは確率論的にリスクを考えるやり方の見直しや、事故の長期的な影響(特に避難などによりもたらされる社会経済的なインパクト)についても考慮する必要性などが指摘されました。
パネリスト
- グレゴリー・ヤツコ
- 米国原子力規制委員会(NRC)前委員長
- M.V.ラマナ
- プリンストン大学 研究員(Nuclear Futures Laboratory)
- 鈴木一人
- 北海道大学公共政策大学院 教授
司会
- 北澤桂
- 福島原発事故独立検証委員会・スタッフディレクター、日本再建イニシアティブ主任研究員