アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)は、一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブを前身とする、公益財団法人国際文化会館(IHJ)のプログラム部門のブランドです。
「多様な世界との知的対話、政策研究、文化交流を促進し、自由で、開かれた、持続可能な未来をつくることに貢献する。」とのIHJのミッションに基づき、特に、(1)国際関係・地域研究・地政学、(2)社会システム・ガバナンス・イノベーション、の二つの事業領域に関して、活動を行っています。
APIプレジデントからのごあいさつ
アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)は2022年7月に公益財団法人国際文化会館と合併し、新たな歩みを始めました。世界各地から知的・文化的指導者が集う場としての歴史を担う国際文化会館と共に歩むことで、アジア太平洋を代表するシンクタンクとして発展を遂げたいと志しています。
国際秩序が不安定化する中で、政策研究の重要性は高まるばかりです。国際社会の分断が深刻になればなるほど、知的対話や文化交流によるつながりが重要度を増しています。また、日本においても、安全保障や防衛政策が新たな段階へと踏み出し、戦略研究の価値が高まっています。この中で、APIは世界と日本の政策課題に正面から向き合い、政策研究を深め、政策提言を積極的に推進します。
2022年にAPIのプログラムとして発足した地経学研究所(IOG)では、地政学と経済が融合した「地経学」に着目し、経済安全保障・中国・欧米・国際安全保障秩序・新興技術分野での調査・研究や、経済安全保障分野の政策立案者とグローバルに活動する企業とのハイレベルコミュニティの形成を目指しています。
国際文化会館の使命は「多様な世界との知的対話、政策研究、文化交流を促進し、自由で、開かれた、持続可能な未来をつくることに貢献する」ことにあります。国際文化会館でシンクタンク領域を推進するAPIは、インハウス研究員、客員研究員やシニアフェローの力を結集し、また国内外の政・官・財の皆さまのご支援を得ながら、新たな時代を開拓してまいります。
国際文化会館常務理事 APIプレジデント
神保謙
沿革
2011年9月:一般財団法人日本再建イニシアティブ(RJIF)を設立(創設者:船橋洋一)
2017年7月:RJIFを発展的に改組し一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)を設立
2022年7月:公益財団法人国際文化会館と合併
APIと国際文化会館との合併に関するリリース・関連記事
公益財団法人国際文化会館と一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブの合併について(プレスリリース、2022年2月28日)
国際文化会館とAPI「合併」で目指す新境地の展望:船橋API理事長、近藤・国際文化会館理事長に聞く(東洋経済オンライン、2022年5月10日)
国際文化会館とAPIは統合で一体何を目指すのか:船橋API理事長、近藤・国際文化会館理事長に聞く(東洋経済オンライン、2022年5月11日)
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