RJIFの書籍『縁助レジリエンスー医療機関の福島原発危機対応と避難』が2017年5月15日より一般販売開始


福島第一原発から20km-30km圏内の屋内退避地域にある医療機関が当時どのような危機的状況におかれていたかを調査した「医療機関の危機管理と避難」プロジェクトの報告書『縁助レジリエンスー医療機関の福島原発危機対応と避難』が、2017年5月15日に一般販売を開始しました。(初刊は2017年2月28日)

プロジェクトの調査を通して、福島原発事故対応ではこれまでの防災計画でベースとなっていた「自助」「公助」「互助」「共助」という考え方のいずれもが機能していなかったことが明らかになりました。そうしたときに最もうまく働いたのが、制度化されていないつながりをベースとした「縁助」でした。この本では、危機を乗り切るための新しい防災・災害対応コンセプトとして「縁助」を提唱しています。

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