北澤桂研究統括がオーストラリア国立大学のシンポジウムで講演、同時刊行のEast Asia Forum Quarterlyの日本特集号にて共同編集局長


日本再建イニシアティブ(RJIF)の北澤桂研究統括が、オーストラリア国立大学にて毎年開催されている日本情勢に関するシンポジウムJapan Update 2016で講演を行いました。

2016年9月21日に開催されたシンポジウムには北澤研究統括のほかにコロンビア大学のGerald Curtis教授、滋賀県大津市の越直美市長、オックスフォード大学のDavid Vines教授、元日本銀行理事で現在富士通総研の早川英男研究員ら11名がスピーカーとして参加し、約300名が聴講しました。

北澤研究統括は“Can Womanomics Work?” と題された自身の講演で、一連のウーマノミクス政策は決して女性限定のものではなく、労働者の個々の事情に合わせられるような制度への変革を目指すべきであり、働きにくさの根本原因が長時間労働にあることや、長時間労働の削減を実現するには、収入源の多様化(副業・兼業の解禁、投資制度の充実)も合わせて進めるべきである、との意見を述べました。

*講演についての詳細はこちら

また、この講演に合わせてオーストラリア大学から出版された、アジア情勢の国際誌East Asia Forum Quarterlyの2016年7月-9月号 (Vol.8 No.3) 日本特集号 “Reinventing Japan” では、北澤研究統括が共同編集局長を務めています。

East Asia Forum Quarterly