募集要項:LEAPフェロー 第1期生

趣旨・目的

LEAPフェローシップは、日本を基点とし、東アジア諸国のシンクタンク・研究機関間で次世代リーダーとなり得る若手の相互派遣を通じて、地域の持続的な平和と協力関係を築くことを目指すプログラムである。現地語での交流を通じて、現地の視点から課題を理解し、東アジアの相互理解を深めるとともに、国際関係に関する研究を重ねることで、地域の人々と草の根レベルでのつながりを育むことを目指す。本プログラムは、日本と東アジア諸国の協力関係を強化し、将来的にその架け橋となる人材を育成することを目的としている。
今回は、LEAPフェロー第1期生として、日本から韓国のアサン政策研究院へ派遣される候補者を選抜するものである。

募集人数

1名

業務内容

アサン政策研究院のリサーチアソシエイトとして、東アジア諸国における地政学・地経学や日韓関係に関する歴史、国際関係、安全保障、外交政策、経済など多様な分野の研究をし、研究成果を報告書として提出およびプレゼンテーションを実施。また、アサン政策研究院が主催する年次会議「Asan Plenum」の準備運営補助を含むシンクタンク活動の推進を行う。
(※本人の適性およびアサン政策研究院との協議により、内容については調整の可能性があります。)

応募資格

・アサン政策研究院で実務経験を積むことが自らのキャリアビジョンに沿っている者

・原則として35歳以下の日本国籍保持者

・韓国に在住し、フルタイムの勤務することが可能な者(注:ビザの取得はアサン政策研究院がサポートします)

・韓国語を習得し、日韓関係の強化に貢献する意志を有する者(注:応募段階では、韓国語の能力は問いません)

・原則として以下を有す者

① 関連する分野における「博士」以上または「修士+博士に相当する実務経験」

② 東アジア諸国における地政学・地経学や日韓関係に関する一定の知見・経験

③ これまでの研究分野や活動が特定の地域やテーマ(例:日韓関係)に限定されていなくとも、広範な視野でグローバルな課題に取り組む意欲を有していること

④ プロジェクト・マネージメントの経験

(注)選抜された場合には氏名を公表します。

実施期間

派遣:2025年から1年間(派遣開始時期は応相談。本人が希望し、受入れ先が同意した場合には、最長で2年間まで延長の可能性があります。)
※原則として、派遣前に1~2か月間、API・地経学研究所(IOG)にて研修を行います。

待遇

・国際文化会館の有期契約職員として雇用し、韓国アサン政策研究院に出向する形式をとります。

・報酬はAPIの規定に基づきます。社会保険(労災・健康保険・年金)有り。渡航に関する費用を支給

・韓国語の語学トレーニング費用を支給(事前に承認した範囲)

勤務地

韓国:ソウル(アサン政策研究院)

選出プロセス

2025年01月21日(火)23時: 応募書類受付締切

2025年02月上旬: 一次選考(書類選考)

2025年02月中旬~下旬: 二次選考(面接)

応募方法 以下の文書をPDF形式にて【】までご送付ください(可能な限りフリーメール以外から送信願います)。ご応募いただいた場合には、財団のプライバシーポリシーに同意したことになります。また、提出書類はIISSにも共有いたします。二次選考のご案内は、一次選考を通過した方のみに行います。二次選考の面接は、原則として対面で行いますが、場合によってはオンラインで行う場合、あるいは、オンライン面接を追加的に行う場合もあります。 

  • ① CV(日・英)。英語力を客観的に示すものを明示すること。
  • ②「志望理由(自らのキャリアプランとその中における本プログラム参加の意義を含む)(日・英、A4で1枚ずつ)」
  • ③「これまでに執筆した論文・論考の一覧及び例(日・英)」