『福島原発事故10年検証委員会 民間事故調最終報告書』が日本原子力学会・社会環境部会の優秀発表賞を受賞


一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ(所在地:東京都港区、理事長:船橋洋一。以下API)は2022年3月18日、日本原子力学会・社会環境部会より、第18回社会・環境部会賞優秀発表賞を受賞しました。

受賞理由は、APIが2021年2月に刊行した『福島原発事故10年検証委員会 民間事故調最終報告書』の発刊を通じて、原子力の社会的側面の分野において重要なる貢献をしたとのことです。
詳細は、同会のウェブサイトをご参照ください:
https://aesj.net/sed/about/organization/past-winners-list/

受賞に際して、福島原発事故10年検証委員会の座長を務めた鈴木一人API上席研究員(東京大学公共政策大学院教授)は、以下の通り述べました。
「日本では政策や事業を始めるまでは厳しい審査がありますが、検証作業が行われることは稀です。福島原発事故では民間事故調も含め複数の検証がなされましたが、その「検証の検証」をすることの大切さを御評価いただいたことを大変うれしく思います。」

APIは引き続き、民間・独立のシンクタンクとして、多様な世界との知的対話、政策研究、文化交流を促進し、自由で、開かれた持続可能な未来をつくることに貢献していく所存です。

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