10万部発行の原発事故報告書、電子書籍版の取扱拡大


日本再建イニシアティブ(RJIF)は、2012年3月11日に発売を開始した『福島原発事故独立検証委員会が発行部数10万部を超えたことを機に、また、この過酷事故を風化させてはならないという思いから、あらためて株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンより電子書籍版(Kindle版とiBooks版)の発売を決定しました。本日より発売を開始します。

当財団は、政府からも、企業からも独立・中立・自由な民間の立場で福島第一原子力発電所の事故の原因や被害の状況、事故の背景や構造的な問題点について調査・検証するため、2011年9月に福島原発独立検証委員会(民間事故調)を立ち上げました。

民間事故調は原発事故の真実を明らかにし、日本と世界のために有用な教訓を導き出すことを目的とした調査・報告書をまとめあげ、2012年3月11日に『福島原発事故独立検証委員会調査・検証報告書』を発表しました。

報告書では、福島第一原発での事故について、事故の原因や危機対応の状況を「近因・中間因・遠因」のフレームワークで分析。事故発生当時、政権中枢で危機対応にあたった元首相の菅氏を含む、政治家、行政官や東電OBなど約300人の関係者にインタビューを行い、事故の全容を包括的に調査しました。

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なお、書籍の英訳版もございます。詳細は、こちら